Linux に関する一般的な情報源として Linux
ドキュメンテーションプロジェクト
があります。 そこには GNU/Linux
システムに関する HOWTO のほか、
たいへんに価値のある情報へのポインタなどが用意されています。
CD-ROM から Debian GNU/Linux システムをインストールするために CD
を購入なさりたい方は、 CD
ベンダページ
をご覧ください。 そちらには Debian GNU/Linux の CD-ROM
を販売しているベンダの一覧が用意されています。
お近くのベンダを探しやすいように、その一覧は国別に並べられています。
アメリカ合衆国以外にお住まいの方は、
アメリカ合衆国以外にたくさんあるミラーサイトの一つを利用して、 Debian
パッケージをダウンロードなさりたいでしょう。 ミラーサイトの国別一覧を Debian FTP
サーバウェブサイト
からご覧ください。
この節では、disks-i386
ディレクトリにあるファイルの
一覧を簡単な説明を付して紹介します。
これらすべてをダウンロードする必要はないでしょう。このことはブートおよび
基本システムのメディアに、何をお選びになるかによってまったく異なってきます。
ほとんどのファイルはフロッピーディスクのイメージです。これらは必要な
フロッピーディスクを作成するためにディスクに書き込まれる、
単一のファイルとなっています。 これらのイメージは、明らかに書き込み先の
フロッピーの容量によって異なってきます。 例えば、標準的な 3.5
インチフロッピーに適合する 通常のデータ容量は 1.44MB です。 通常 5.25
インチフロッピードライブに適合する データ容量は 1.2MB ですので、
もしそのようなフロッピードライブをお使いの場合はサイズが 1.2MB
のイメージを利用してください。 1.44MB フロッピードライブ用のイメージは
images-1.44
ディレクトリにあります。 1.2MB
フロッピードライブ用のイメージは images-1.20
ディレクトリにあります。 通常 CD-ROM ブートやそれに類するものでのみ利用される
2.88MB ディスク用のイメージは images-2.88
ディレクトリにあります。
もしこの文書をネットワークに接続されたコンピュータ上のウェブブラウザで
ご覧になっているなら、ブラウザ上でファイル名を選択することで各ファイルを
取り寄せることができるでしょう。 お使いになっているブラウザにもよりますが、
バイナリモードでそのまま直接ファイルにダウンロードするためには、
特別な操作が必要かもしれません。
例えばネットスケープナビゲータでファイルを取り寄せるためには、
シフトキーを押したままそのリンクをクリックする必要があります。
この文書に記載されている URL から各ファイルをダウンロード
することができますが、それらを http://http.us.debian.org/debian/dists/woody/main/disks-i386/current/
や、 Debian
ミラーサイト
の対応するディレクトリから取り寄せることも可能です。
.../current/images-1.20/rescue.bin
.../current/images-1.20/safe/rescue.bin
.../current/images-1.44/rescue.bin
.../current/images-1.44/compact/rescue.bin
.../current/images-1.44/idepci/rescue.bin
.../current/images-1.44/safe/rescue.bin
.../current/images-1.44/ide/rescue.bin
.../current/images-2.88/rescue.bin
.../current/images-2.88/compact/rescue.bin
.../current/images-2.88/idepci/rescue.bin
.../current/images-2.88/ide/rescue.bin
.../current/images-1.20/root.bin
.../current/images-1.44/root.bin
.../current/images-1.44/compact/root.bin
.../current/images-1.44/idepci/root.bin
.../current/images-1.44/ide/root.bin
.../current/linux
.../current/compact/linux
.../current/idepci/linux
.../current/ide/linux
.../current/dosutils/loadlin.exe
.../current/install.bat
.../current/compact/install.bat
.../current/idepci/install.bat
.../current/ide/install.bat
これらのファイルは、カーネルモジュールやドライバのうち、 最初のブートには必要のないハードウェアのものを収録しています。 利用したいドライバを入手するには、次の二つの作業を行ないます。 まず初めに利用なさりたいドライバアーカイブを見つけます。 そして、それから特定のドライバを選択します。
なお、お使いになるドライバアーカイブは、 最初に選ぶカーネルと適合したものでなければなりません。
.../current/images-1.20/driver-1.bin
.../current/images-1.20/driver-2.bin
.../current/images-1.20/driver-3.bin
.../current/images-1.20/driver-4.bin
.../current/images-1.20/driver-5.bin
.../current/images-1.20/safe/driver-1.bin
.../current/images-1.20/safe/driver-2.bin
.../current/images-1.20/safe/driver-3.bin
.../current/images-1.20/safe/driver-4.bin
.../current/images-1.20/safe/driver-5.bin
.../current/images-1.44/driver-1.bin
.../current/images-1.44/driver-2.bin
.../current/images-1.44/driver-3.bin
.../current/images-1.44/driver-4.bin
.../current/images-1.44/compact/driver-1.bin
.../current/images-1.44/idepci/driver-1.bin
.../current/images-1.44/safe/driver-1.bin
.../current/images-1.44/safe/driver-2.bin
.../current/images-1.44/safe/driver-3.bin
.../current/images-1.44/safe/driver-4.bin
.../current/images-1.44/ide/driver-1.bin
.../current/images-1.44/ide/driver-2.bin
.../current/images-1.44/ide/driver-3.bin
.../current/images-1.44/ide/driver-4.bin
.../current/drivers.tgz
.../current/compact/drivers.tgz
.../current/idepci/drivers.tgz
.../current/ide/drivers.tgz
http://http.us.debian.org/debian/dists/woody/main/disks-i386/current/dosutils/rawrite2.exe
アメリカ合衆国の法律は防衛に関わる物品の輸出を制限しており、 残念ながらそのなかには暗号ソフトウェアも含まれています。 輸出の制限を受けるのは PGP や ssh などのソフトウェアです。 なお、これらのソフトウェアをアメリカ合衆国に輸入することは合法です。
不必要に法的なリスクを冒さないように、 Debian パッケージのいくつかは、
さまざまな暗号ソフトウェアなどを提供するために用意された
アメリカ合衆国以外のサーバ Debian non-US サーバ
から入手できるようになっています。
こちらの文章は Debian FTP アーカイブミラーにある README.non-US
ファイルから引用したものです。 このファイルには non-US
サーバのミラー一覧も含まれています。
Linux では /dev にさまざまな特別ファイルがあります。 これらのファイルはデバイスファイルと呼ばれています。 Unix の世界におけるハードウェアへのアクセスは若干異なっており、 これらの特別なファイルを通して、 ハードウェアへのアクセスを行なうドライバを動作させるのです。 デバイスファイルが実際のシステムコンポーネントへの インターフェイスとなるのです。 /dev 以下にあるファイルの振る舞いは、 通常のファイルのそれとも異なります。 以下は、最も重要なデバイスファイルの一覧です。
fd0 第 1 フロッピードライブ fd1 第 2 フロッピードライブ
hda 第 1 IDE ポート (マスタ) の IDE ハードディスク / CD-ROM hdb 第 1 IDE ポート (スレーブ) の IDE ハードディスク / CD-ROM hdc 第 2 IDE ポート (マスタ) の IDE ハードディスク / CD-ROM hdd 第 2 IDE ポート (スレーブ) の IDE ハードディスク / CD-ROM hda1 第 1 IDE ハードディスクの第 1 パーティション hdd15 第 4 IDE ハードディスクの第 15 パーティション
sda 最も小さな SCSI ID (例えば 0) を持つ SCSI ハードディスク sdb 次に大きな SCSI ID (例えば 1) を持つ SCSI ハードディスク sdc 次に大きな SCSI ID (例えば 2) を持つ SCSI ハードディスク sda1 第 1 SCSI ハードディスクの第 1 パーティション sdd10 第 4 SCSI ハードディスクの第 10 パーティション
sr0 最も小さな SCSI ID を持つ SCSI CD-ROM sr1 次に大きな SCSI ID を持つ SCSI CD-ROM
ttyS0 DOS の COM1 にあたるシリアルポート 0 ttyS1 DOS の COM1 にあたるシリアルポート 1 psaux PS/2 マウスデバイス gpmdata GPM (マウス) デーモンからのデータを伝える仮想デバイス
cdrom CD-ROM ドライブへのシンボリックリンク mouse マウスデバイスファイルへのシンボリックリンク
null このデバイスに流し込まれたデータはすべて消滅します。 zero このデバイスから読み込みを行なうと無限に 0 が返されます。